ドイツ留学日記 ~Eile mit Weile~

短期留学・長期留学・海外の概念・美容・旅行・海外勤務・一人暮らし・学生・人生観・節約術などの役立つ情報を、ドイツからマイペースにお届けします。

目次
Goethe Zertifikat B1 独学攻略法
ドイツ旅行・留学 おすすめの持ち物
音楽用語のドイツ語が学べる便利な本

コンクールの結果と、一晩でローマを楽しむ方法

前回、コンクールへ向かう道のりを書いたが、
着いてからも未知な経験が待っていた。


演奏予定時間が1時間以上遅れたり、
ウォーミングアップできると聞いていたものの、練習場所は全くなかったり…。


演奏までイメージトレーニングで乗り切るしかないという状況でも、

どうしてもピアノを弾いて帰りたいと思えた自分に、もはや驚いた。


自分はピアノが好きなのだな、と改めて実感できたことは、

私にとって大きな収穫だったと思う。

 

ローマへ戻る終バスが14時だったこともあり、結果発表まで残ることはできなかったが、後から1位だったという連絡をいただいた。




ローマへ戻ったのは、夜7時を過ぎたころだった。

(筆者は翌朝、ここで日本の女優さんの撮影現場に出くわした。)

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翌早朝にドイツへ帰らなければならなかったので、外を歩ける時間はとても限られていた。

 

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グッチを始めとする、イタリア発祥のブランドが軒を連ねる。

 

私の祖父母も昔、ここに来たということを、ふと思い出した。

スーツケースを盗まれそうになった祖父が、日本語で怒って叫んで、泥棒を追い払ったらしい。

 

何か本気で怒って叫ぶときは、母国語で叫びなさいと、祖父が言っていた。

 

 

 

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ローマといえば、トレビアの泉。
天気が悪かったので、夜景を見に行けたのはむしろ正解だったのかもしれない。

 

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いつかどこかで観た映画のように、ジェラートを食べながらローマの街並みを歩く、

という筆者の小さな夢の1つが叶った。


ただ治安が良くないので、ご旅行に行かれる方は絶対に夜1人で出かけないように気をつけて欲しい。

 


さて、イタリアといえば本場のイタリア料理。
ホテルの人がお勧めしてくれた、庶民的な値段の2つのレストランを紹介したいと思う。


1つめのお勧めは、「Pizza Ciro」
(住所 Via della Mercede 43, Piazza Maddalena, 00186 Rome, Italy)
ホテルの人曰く、ローマでピザを食べるなら、絶対にココらしい。
今回は無念にも行く時間がなかったが、もし誰か行ったなら、感想を聞かせて欲しい。


トリップアドバイザーのページはこちら↓↓
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187791-d1024421-Reviews-Pizza_Ciro-Rome_Lazio.html

 

 

 

2つめは、「il giardino di albino」
(住所 Via Zucchelli 29, 00187 Rome, Italy)
新鮮な魚介類やパスタ、イタリア料理の定番を楽しみたいという人にぴったり。


このレストランへ行ってみることにした。
バカンスでもない普通の平日だったこともあり、予約なしでも入ることができたが、通常は予約をしないと入れないほど人気らしい。


トリップアドバイザーのページから予約ができるようだ。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187791-d1059792-Reviews-Il_giardino_di_albino-Rome_Lazio.html


いくつもの国の、たくさんのランキングで、近年1位を獲ってきているレストランらしい。

 

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私が行ったときは、地元の年配の方々が集まって盛大にパーティーをしていた。

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偶然にもイタリアのフォークソングが聴けたのは嬉しかった。

Time to say good byeを全員が歌いだしたとき、

筆者は不覚にも泣きそうになった。

 


私が選んだメニューは、


Strozzapreti con gamberoni, pomodorini e granella di pistacchio
(Home made fettuccine with fillet of seabass, zucchini and cherry tomato) 
白身魚(おそらくスズキ?)、ズッキーニ、トマトの自家製パスタ
14ユーロ

 

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新鮮な白身魚が美味!


Guancia di manzo brasta al cannonau con purè alla menta
(Braised beef cheek with mint mashed potatoes)
牛頬肉の煮込みとマッシュポテト
16ユーロ


サラダ


ホワイトワイン "Kike" (値段を忘れてしまったが、5ユーロ前後だったと思う)


どれも本当に、申し分なく美味しかった。どれが1番良かったとは、甲乙つけ難い。


驚いたのは、正直お酒が苦手な私であっても、Kikeというホワイトワインは飲みやすかった。フルーツのような、甘い香りと味がした。


どうしても飲まなければならない場面では、これからはKikeを飲もうと思う。


これからローマに行く人は、このレストランにぜひ行ってみてほしい!

 

 

と、今はドイツの冷凍ピザを食べながらこの記事を書く筆者である。