ドイツ留学日記 ~Eile mit Weile~

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目次
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ブダペスト② お散歩編

 

ハロー!

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今回は、前回のハンガリーの記事に引き続き、ブダペストのお散歩スポットについて書こうと思います。

ブダペストには観光できる場所が多いので、どこへ行ったら良いのか悩む方が多いのではないでしょうか。

 

そんな方へ、個人的におすすめのスポットを5つ紹介します。

 

 

英雄広場

Hősök tere

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 (住所 : Budapest, Hősök tere, 1146)

ここにはハンガリーの歴史を語るのに欠かせない人物たちの像が立ち並んでいます。

地下鉄のHősök Tere駅を出ると目の前にそびえているのですぐに見つけられます。

 

たまにミュージックフェスティバルなどが目の前で開催されていることがあり、世界的に有名な歌手が来て盛り上がっていることがあります。 

この英雄広場を挟んで、ブダペスト国立西洋美術館とブダペスト現代美術館が立ち並んでいます。

 

私は今回ここから少し北へ歩いたところの市民公園へお散歩に行きました。

 

アイススケートリンクとボート乗り場

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City Park Ice Rink and Boating
Városligeti Műjégpálya és Csónakázótó

(住所 : Budapest, Olof Palme stny. 5, 1146)

 

英雄広場から大きな湖の方へ向かって歩いたところに橋があります。

その橋から、夏の間はボート乗り場が、冬季はスケートリンクがすぐに見える場所に位置しているので、簡単に見つけられることでしょう。

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夏場はおよそ9月終わりまでボート乗り場が開かれ、湖の向こう側に美しくそびえるヴァイダフニャディ城を見ながらゆっくりした時間を楽しめます。

ボートに乗れる時間は30分間でした(2019年9月現在)。

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申し訳ないことに料金については忘れてしまいました…。

おそらく定員4人で3000HUF程度だったと思われます(私は2人で乗りました)。

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冬場はスケートリンクがオープンするとのことです。

スケートリンクの料金等の詳細は、Google マップのリンクからチェックできます。

 

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9月のボートシーズン終わりに行ったので水位が低く、通常よりも漕いで行ける範囲が狭かったのですが、それでもこの時間はリラックスできてたくさん深い話をすることのできた、思い出深い場所になりました。

 

市民公園

英語名 : City Park
ハンガリー語名 : Városliget

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上記の英雄広場からボート乗り場を過ぎたところに、大きな公園が広がっています。

自然に囲まれているのはもちろんのこと、ヴァイダフニャディ城を始め、チャペルや美しい建造物が並んでいます。

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昼間、自然に癒されることもさることながら、夜景が美しいスポットです。

治安には十分気を付けた方が良いのですが…夜にはディズニーランドのような景色が目の前に広がります。

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カップルで訪れる際には、きっとロマンチックな時間が過ごせることでしょう☻

 

ヨーゼフ・ナドール広場

József Nádor Square

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(住所 : Budapest, József nádor tér, 1051)

 

ここは最近ようやく工事が終わり、新しい小さなデザイン性のある噴水が2つある公園ができあがりました。

市民の憩いの場となっています。

 

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1つ前のブログにて紹介したデアーク・フェレンツ通りから歩いて、綺麗なカフェ「Café Gerbeaud」を通り過ぎたところにあります。

デアーク・フェレンツ駅から徒歩で行ける距離ですが、最寄り駅はヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér)駅です。

 

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特に晴れている日には、綺麗な写真が撮れるスポットになっています。

お天気の良い日にはお散歩に行ってみてください。

 

ブダ城地区

英語名 : Castle District

ハンガリー語名 : Budai Várnegyed

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(住所 : Budapest, Országház u. 2, 1014)

 

ブダペストに住むファミリーたちと4年前にも訪れた場所、王宮の丘の中でもひときわ美しい「漁夫の砦」に、もう一度戻ってきました。

そのご家族たちにとっても、結婚式を挙げた思い出深い場所なのだそうです。

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何度見ても本当に綺麗なスポットです。

上の写真の「漁夫の砦」と呼ばれる場所は、入場料が1人800HUF(約300~400円)、学生とご年配の方は半額となっています。

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ちなみにブダペストの方にとって1番美しいと思う季節は春だそうです。

まだ春に訪れたことはありませんが、この場所は秋・冬でも、雨の日でも、美しいことに変わりはないと断言できます。

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(ホストマザーと一緒に。)

ちなみにこの日もあまりお天気がよくなかったのですが、それでも息を飲むほどの絶景でした。

しかし次にブダペストにまた戻れる日があるのならば、ぜひ春にこの場所を訪れてみたいものです。

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「漁夫の砦」の中でのオススメ写真スポットはここだと、ホストマザーが教えてくれました。

(世界各国のインスタグラマーの方たちでこの場所は少し混み合っていました。)

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この場所が本当に良いと思える理由は、歴史的背景のこともありますが(ご興味のある方は調べてみてください☻)、ドナウ川を挟んで向こう側の、ペストの街並みの景色と、美しい建造物の遠近感が美しく、思い出の写真を撮るのにぴったりな場所だからです。

また、夜景が綺麗なことでも有名な場所です。

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建造物としては、「漁夫の砦」の他、国立美術館、教会、歴史博物館、国立図書館が立派に立ち並んでいます。

度重なる戦争、占領、敗戦により何度も壊滅させられてきたこの場所ですが、ハンガリーの人たちの努力によって蘇った世界遺産です。

 

ブダペストの中でもこのブダペスト城地区は、特に多くの人で連日賑わっています。

 

 

アクセスは、Széll Kálmán tér(セール・カルマン広場)駅からバスで行くのが便利です。

Széll Kálmán tér駅は出口が多く、バス乗り場に戸惑うかもしれません。

 

ブダ城地区へのバス停は、南側の坂を上る方向にあります。

2019年9月時点では、屋外にエスカレーターが設置されており、エスカレーターを上ったところにバス停を見つけることができました。

 

16、16A、116番のバスで「Disz ter(ディース・テール)」駅で下車、少し歩いたところにすぐ見つけられます。

 

 

豆知識

ハンガリーのペスト地区は街ごと世界遺産に登録されていますが、地下鉄も世界遺産に含まれています。

世界で3番目に古く、昔の面影をなるべく残したままの、レトロなデザインをしているところが特徴です。

 

電車が好きな人にも魅力のある旅になるでしょう。

今では当たり前に乗っている地下鉄ですが、人々が懸命に掘り進めて1896年に地下鉄を造り上げたのだと思うと、感慨深い気持ちになります。

 

たくさん交通機関を使うのであれば24日乗車券(3日分の72時間乗車券もあります)、歩くことが多いと予想されるのであれば10回券(HUF 3000)を買うと良いでしょう。