自己評価を上げることの大切さ
ヨーロッパでは、日本の美徳とされる「遜(へりくだ)り」が裏目に出る、という場面があります。これは、海外に来て大きなカルチャーショックを受けたことの一つです。
もちろん、普段から謙虚であることは、どの国にいても大事です。しかし、謙虚でありながらも、しっかり自己評価を上げておく必要があるのです。
ヨーロッパでは、「自分はこんなことができるのだ」とアピールしなければならない瞬間が多く訪れます。これは、日本でいうところの、就職活動における面接で自己アピールする瞬間と似ているでしょう。
日本では普段からアピールしていると、例え自分が良くできていたとしても、「何? 自慢?」と思われてしまうこともあるかと思います。「とんでもないです、全然です」「自分なんかがそんなことを…」のように謙遜することを、自然と習ってきたのではないでしょうか?
最初、海外の流儀というものを知らなかった私は、大きなチャンスが来た時にも関わらず「私は完璧ではありませんが、ベストを尽くします」「まだ無名のピアニストですが、頑張ります」と口にしてしまったことがあります。言った瞬間、相手の顔が明らかに曇ったのを感じ取りました。
そして私は結果的に、そのたった一言によってチャンスを帳消しにしてしまう、他の自信ある人に取られてしまう、という苦い経験をしたのでした。
確かにそんな言い方をしたら日本でも駄目だろう、と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし私にとってこれは、「お口に合うかわかりませんが、どうぞ」「いえいえ、私は大したことないです。」と当たり前に今まで謙遜してきたその延長線上で言ったことなのでした。
その頃の私は、謙遜する文化を持ち越している上に、とことん低い自己評価まで背負っていたのでした。
それは、今年の夏に参加させていただいたアカデミーで、とても印象に残ったワークショップでの出来事です。
広いホールに全員で集まり、一直線上に、0%、50%、100%の印を付けます。
「みんな、今の自分がアーティストとしてどの位置なのか立ってみて。」
これは、カリン・ベアリース先生という、フランクフルト放送交響楽団でコンサートマイスターリン(コンミス)を務め、フランクフルト音楽大学で教鞭を取り、最近定年になられた先生のワークショップでした。
私は、自分は20~30%くらいだろうと思い、あまり迷わずそこに立ちました。
音楽の世界はとてもとても厳しく、どんな素晴らしい賞を獲り続けている友人でさえも「I'm always struggling with myself.(いつも僕は自分自身と苦戦しているよ)」と言っているくらいです。いつも上手くいくことばかりではなく、むしろ納得いかない結果になることの方が圧倒的に多いのです。
伸びしろや、一生芸術を極めていくという観点から見たら、20~30%と考えた私もきっと間違いではないでしょう。
しかし、私が1番下に、誰よりも遥か下に立っていたのです。
このアカデミーは、100人ほどから12人がオーディションにて選抜されたもの。
すでにスポンサーが付いている子たちや、人気のある若手の音楽家、すでにたくさんの経験を積んできた人たちで溢れていました。
他の人たちはだいたい50%以上に立ち、1人は99%に立っていました。
そうか、私はもっと自分に自信を持って良いのか……‼
それが目に見えてわかった瞬間でした。
ヴァイオリン専攻のアカデミー生の中から、一人だけベルリンでのコンサートに出演させてもらえるという機会があったのですが、その99%に立った子が選抜されました。
他にも、技術やビジュアルの面で優れた受講生がひしめき合っていたにも関わらず……です。
ワークショップの最後に、「先生が立つとしたら、どこに立ちますか?」と思わず質問している自分がいました。
先生「教育者として? 演奏家として?」
私「両方知りたいです。」
ベアリース先生は、0%の位置からゆっくりと考えて歩き始め、だいぶ上の方で足を止めました。
「80~90%ね。私は自分の仕事に自信を持っているし、自分のやっていることを誇りに思っているから。」と穏やかにおっしゃっていた表情が、印象に残りました。
私が経験してきた場面はすべて音楽の世界の話ですが、これはどの世界にも言えることかと思います。謙虚であることは、人として大切なことではありますが、謙虚であることと、自己評価が低いこと、自信がないことは似ているようで全く違うのだと、音楽を通して私は学んだのでした。
韓国の某有名デザイナー イチオシの化粧水と日焼け止め
最近、韓国の某有名デザイナーと接点を持つ機会があり、彼女イチオシの韓国コスメを知ることができました。
たくさんの女優さんやモデルさんたちとお仕事をしている方で、良いコスメに詳しくとても参考になったので、今回はそのお話をまとめたいと思います。
- innisfree : perfect UV protection cream
- CNP : PROPOLIS AMPLE MIST (ミスト状の化粧水)
- AHC : NATURAL PERFECTION
innisfree : perfect UV protection cream
long lasting (for only skin) 50+ SPF PA++++
韓国の自然派ブランドです。
肌を綺麗に見せたい日にも、ファンデーションを付けずに肌を休ませたい日にも使える日焼け止めです。
敏感肌の私でも、何もトラブルなく使えています。
つけ心地も匂いも良い最強の日焼け止めです。
半年ほど使ってみましたが、つけ心地がとても良く、肌が乾燥気味の日も、ニキビができてしまった日も、全くムラにならずにサラッとした仕上がりになりました。
正直なところ、デパコス(デパートで売っているコスメ)の日焼け止め下地よりもトーンアップとカバー力、テクスチャー、色々な面で優れていると思いました。
これ一つ塗るだけでかなりのカバー力があるので、ファンデーション無しでも肌が綺麗に見えます。
本当にオススメです。
肌の繊細なお子さんも使えるそうです。
イニスフリーの日本語ホームページはこちらです。
CNP : PROPOLIS AMPLE MIST (ミスト状の化粧水)
敏感肌におすすめの、肌に優しくたっぷり潤いを与えてくれる化粧水です。
ミストになっていて、つけた感覚としてはアヴェンヌ・ウォーターに少し似ていますが、それよりもう少し濃密感があり、しっとりした肌に仕上げてくれます。
肌にピタッと張り付くようなみずみずしさを持っています。
韓国人から見ると、少し高価で大切に使いたいと思うスプレー式の美容液+化粧水というイメージだそうです。
皮膚科の専門医が作ったミストなので、医学的にしっかりとした根拠のある成分が肌を美しい状態に保ってくれます。
AHC : NATURAL PERFECTION
FRESH SUN STICK 50+ SPF PA++++
手を汚さずににサラッと簡単に塗れる日焼け止めです。
こちらは頂いてから半年以上使っていますが、本当にサラッとしていて塗りやすいです。
毎日のこととなると、日焼け止めを塗るのが面倒に感じる日もありますが、スティック糊のようなデザインになっているので、手に日焼け止めを付けることなく満遍なく簡単に塗れます。
私自身、ふり返ると学生時代に日焼け止めを塗るのが面倒で嫌いでした。
というのも、手がベトベトし、塗った部分の皮膚が呼吸をできないような感覚になるからです。
この日焼け止めはサッと一瞬で塗ることができるので、もっと早く出会いたかったというのが本音です。
以上、今回は大人気の韓国スキンケアについて、特に良いもの3つをまとめてみました。
敏感肌で肌のトラブルが多い人や、情報が溢れすぎていてどの韓国コスメが特別良いのかわからない、といった人に参考になれば嬉しいです!
ドイツの法的保険への加入で苦戦した話
今回は、自分が法的保険に加入する際、非常に苦戦した経験を書きます。
最初に、ドイツには2種類の保険があるということを知らない人のために、少し説明しようと思います。
すでにドイツの保険の仕組みを知っている方は、下の目次から「法的保険へ乗り換える道のり」までスキップしてください。
ドイツの2種類の保険
ドイツには、下の2種類の保険があります。
法的保険 : Gesetzliche Versicherung
プライベート保険 : Private Versicherung
日本国籍の私たちは、基本的に正式な大学や公的な会社に入らない限り、法的保険に入ることはできません。
したがって、語学留学や受験生、ワーホリとしてビザを取るときには、プライベート保険への加入が義務付けられています。
語学留学や受験生、ワーホリの際に契約する保険は、おそらくステップインや、ケアコンセプト、mawista辺りでしょう。
これらはプライベート保険の中でも「プライベート旅行保険 : Private Reiseversicherung」と分類され、契約期間は「入国日からトータル5年間だけ」と定められています。
私が実際に試して知ったことですが、例えばステップインを5年間使ったとして、その後ケアコンセプトを5年間、計10年、のように使うことはできないのです。
例えば、ステップインを3年間使ったなら、ケアコンセプトに乗り換えても2年しか加入できないことになります。
(学生の場合です。労働を目的としている場合、ケアコンセプトの種類の中には例外があるように見受けられますが、その件については詳しくないので、知りたい方はご自身で直接保険会社へ連絡なさってください。)
その後、正式に大学への入学が決まったり、就職が決まった際、今度は公的保険に切り替えなければなりません。
切り替えなくても大丈夫、というご意見の方もいらっしゃるかと思いますが、私は自分の経験を踏まえて、現時点では「切り替えなければならない」という強い言い方をさせていただきます。
ちなみにこの話は2019年10月時点のものです。
後々また変わる場合がありますので、留学なさる方は特に、随時面倒がらずにしっかり調べてください。
それぞれの州、それぞれビザの担当官によって意見は異なるので、ビザの担当官に念を押してしっかりと確認なさることをお勧めします。
私は入学当初、「ビザも2年間あることだし、プライベート旅行保険で入学手続きもビザも通ったし、期限が切れるタイミングで法的保険に替わればいいだろう」と自己判断してしまったことを非常に後悔しています。
ちなみに、「旅行」のつかないプライベート保険はどうやって探すの? と気になった方は、CHECK 24で調べることができます。
法的保険へ乗り換える道のり
私は3年半前にドイツへ入国してきました。
その際は、ビザにも適しているというプライベート旅行保険に入り、大学受験ビザを取得しました。
ザクセン州で、しかもビザにとても厳しい担当者に当たってしまっているため(現在進行形です)、最初からいろいろと不平等だと思える条件が付いておりましたが、なんとか取得に至ります。
ちなみに現在、大学受験ビザは下りないという話をいくつかの州にいる後輩たちから複数聞いております。
大学受験のためにビザ取得が必要な方は、語学ビザで来ることをお勧めします。
韓国からの留学生はよくワーホリを受験準備で使っているようですが、学校によっては「ワーキングホリデービザから大学生へのビザに切り替えられない」と書かれている場所もあります。
私の学校はそれに当たりますが、まだ不透明な部分なので、ワーホリから上手く説明して学生ビザに切り替えられているようです。
危ない綱渡りのような方法なので、あまりお勧めはできません。
さて、その後私は晴れて大学院生になったものの、その際に保険を切り換えませんでした。
というのも、当時の大学側と、当時の契約していたプライベート旅行保険、そしてビザの3方向に、まったく何の問題もなく、スムーズに入学手続きができてしまったためです。
そして先輩方の中にも、入学後、ずっとプライベート旅行保険を使い続けている方が当時はいらっしゃいました。
数年前までは問題なかったのです。
しかし、私自身もっとしっかりとチェックすべきでした。
学生の中には、未だにmavistaやCare Conceptを使っている方もいらっしゃいますが、これからドイツ入りする留学生の方は、必ず入学手続きと同時に、保険を切り換えてください。
(丁寧な学校は、指定する法的保険にスムーズに入れるよう誘導があるはずです。)
入学から2年が経過しようとしていたころ、私は進路に悩みました。
もう少しドイツへ残るべきなのか、日本へ完全帰国すべきなのか…。
その頃、ビザと保険の延長手続きの日がやってきました。
まず、ビザは簡単には下りませんでした。
閉鎖口座に、前回より多めのお金を入れなければならないこと、そして、法的保険に入るか、または法的保険の内容に準ずるプライベート保険に入らなければビザは出せないと、はっきり言われてしまったわけです。
前回にビザを取れたはずの保険が、なぜか今回は通用しない、ということでした。
そこで私はどん底の気分を数か月間味わうことになります。
ドイツでは、入学と同時に保険を切り換えない限り、後々法的保険に乗り換えることは「基本的には」できないのです。
しかしドイツのことわざに、"Keine Regel ohne Ausnahme." (例外のない規則はない)という言葉があります。
この言葉に賭して、私の法的保険への加入に向けた一連の出来事が始まりました。
まず、AOKの支店に出向きます。
持って来た全ての資料と、私の教授からも一応書いていただいた一筆を見せながら、当時加入しなければならないということを知らなかったのだ、今からどうにか加入できないか、と必死に説得を試みました。
「Näää.」(口語で「いいえ」を意味します)
「……(絶句)」
「他の同僚にも確認してみるわね」
一応、本社に電話連絡を取ってくれたものの、絶対に無理だろうとわかっている悲しい顔で「アレス グーテ(Alles gute. 全て上手くいきますように)」と言われ、負けん気の取り繕い笑顔を返したものの、酷く落胆した気持ちで帰ったのをはっきりと記憶しています。
続いて、もうだめ元と思ってTKに行き、またしても「アレス グーテ」と突き返されました。
その後、当時お世話になっていた日本語スタッフのいらっしゃるプライベート旅行保険に連絡しました。
スタッフの方は、電話でとても丁寧に対応してくださいました。
しかしそこでは解決策が得られず、今度は学校の事務に出向くことになります。
学校の事務では、ひたすらたらい回しです。
「誰々さんがこういう法関係の担当です。」
担当者の突然の休暇で、なぜか閉まっている事務に毎日突入してやっと見つけ出すと、
「あぁ、こういう保険関係なら誰々さんです」
やっとこの人で最後だろうと思える人に辿り着いたと思ったところ、
「もう入学してから2年以上も経っているので、無理でしょうね。でも、学校専属のTKの弁護士がいます。名刺を渡しておきますね。この人に連絡してみたら、何か助けてくれるかもしれません。」
その弁護士さんに事細かに説明したメールを送ると、その1週間後、助手と思われる方がそれはそれは丁寧に長文で、「つまり入れません。」という返信をくれました。
もうビザが延長できず、修了もできていないのに日本へ送還されてしまうのではないか、と心配する日が続きます。
実際、私の友人は修了前に、ビザの延長を忘れて少し遅れてしまった、という理由で、警察が家に来て強制送還されました(シェンゲンの法で、90日後にまたビザを再申請という形で戻って来てはいますが…。)
ドイツのすべての法的保険会社にメールをしてみました。
最後に返信をくれたのは、BARMERという会社です。
あまり知らない会社でしたが、私の当時の室内楽パートナーのドイツ人はこの会社を使っています。
「〇日の〇時に、〇〇支店に来てください。」
この担当者のヴィルトさんは、とても優しい女性の方でした。
これまで断られ続け、張り詰めていた私の心が、少し暖かくなりました。
「今すぐには移れないけれど、あなたが次の課程に受かったときは、ウチの会社に入れるわよ。」
この一連の出来事の中で分かったことは、法的保険に準ずる項目を満たすプライベート保険に入ることは可能ですが、普通の学生である場合、しかもドイツに家族がいない場合、その金額はとても高くなります。
逆に、ドイツで働いていて、とても稼いでいる場合、プライベート保険の方がずいぶんとお金を節約でき、かつ病院の予約もとりやすいとメリットが大きいようです。
法的保険は、どれだけ稼いでいるかによって、毎月の保険料が変わるからです。
さて、私は可能性を見つけて少しホッとしたものの、まだ仮ビザの状態です。
しかも、法的保険に入れてビザも取れるのは、あくまでも「次の課程に受かってから」なのです。
ほどなくしてビザの担当者から、「法的保険に入らないならBefreiungsbescheid (私は法的保険ではなく、プライベート保険を例外で使います、という誓約書のようなもの)を学校側からサインをもらって提出せよ」という手紙が届きました。
学校側からは、「いや、これ入学時にしかサインできない書類だから。ごめんなさいね」と突き返されて終わりました。
にっちもさっちも行かない、というのはこういうことなのかと、私はどこを歩いていても涙目状態の日が続きます。
何が大変だったかというと、この珍事を抱えながら小さなコンサートをいくつも同時にこなさなければならないという、ストレスマックスの状態が継続していたからでした。
寝ていても、起きていても緊張状態が続いていました。
ここで、救世主が現れます。
異国で家族とずっと生きてきた韓国人のQです。
私はこの出来事を一生忘れないと思います。
「僕が一緒にTKに行ってあげる。」
Qは、「そんなはずない。絶対に入れるはずだ。入れないわけがない。そんなの変だ!」と半ば怒りながら、一緒にTKへ来てくれました。
「Be just nice. But with strong eyes. (ナイスに接して。でも強い目で説得するんだ)」
「ただちゃんと仕事をこなしている人と話してもダメなんだ。僕たちを助けようとしてくれる気のある人じゃなきゃ。」
Qから学んだ、強く生きる姿勢というのは、はっきりと記憶に残りました。
彼と行ったTKで最初に当たった女の人は、頭ごなしに「ナイン(だめ)」と言い、プライベート保険を勧め、私たちが口を挟む余裕もないほど、「不可能」である理由を並べました。
もう、嫌だというほど聞いてきた同じ断りの台詞でした。
最初はその言葉を、大げさでなく、この世や人生の終わりのようにさえ感じましたが、こんなに同じ台詞を聞かされると、人間もはや全くショックを感じなくなるのだと、そんな自分に驚くほどでした。
絶対に思っていない最後の「アレス グーテ」の後も、Qは椅子から立たず、「君は理解できたの? 僕は理解できないよ。英語は話せますか? 僕、理解ができません。英語ができる人に代わってもらえますか?」と粘ってくれました。
Q自身も入学から3か月遅れでTKに入ったそうです。
たった3か月でも、「入学と同時ではないから入れない」と特にAOKから言われ、少し厄介だったそうです。
(ちなみにQはアートの学生ですが、AOKで芸術関係の人はよく断られます。
当たる担当者によりますが。)
その時に助けてくれたという優しい担当者がすぐ奥のデスクに居て、「彼は英語ができるから、彼に回して欲しい」とQは言いました。
TKの優しい担当者は、明らかに「ただ仕事をこなしている」のではなく、「助けよう」としてくれました。
その日、私は初めて、法的保険の契約書を書かせてもらうことができたのです。
その後も、その契約書が果たして通るのかと心配でしたが、「契約書を書くことができたのだから大丈夫だよ」とQは励ましてくれました。
そして私はやっと、正式にTKに加入できたのでした。
私と同じような失敗をしている方は、ほぼいないと思いますが、ドイツへ留学したいと思っている人、ドイツで就労したいと思っている人、保険がよくわからなくて面倒だと思っている人、絶対に面倒がらずに、できるだけ早く手続きに取り掛かってください。
それから、ドイツにも他の国にも、弊害やたくさんの厳しい法的な困難が立ちはだかることがあると思います。
しかし、絶対にどこかに解決できる方法はあります。
とにかく諦めないことです。
私はこの経験を通して、諦めずに強く生きていくことを学んだと思います。
そして、相談に乗ってくれた人たち、話を聞いて励ましてくれた友人たち、調べて色々な情報を送ってくれた友人たちに、そしてQに、心から感謝しています。
ブログの目次
ブログ記事が増えてきたので、各記事のための目次を作成しました。
目次欄の下の、各題名(青文字部分)をタップすると、各記事へ飛べるようになっています。
今後また増えていくごとに更新していきたいと思います。
音楽関係
旅行・留学関係
美容関係
ドイツのシャンプー、コンデショナー、ボディソープ、クリーム、ヘアミスト、歯磨き粉のおすすめは? どこで買えるの? そんなお悩みに答えます。
語学関係
アカデミー(講習会)関係
アメリカ編
個人的な話
遠距離通学 vs 一人暮らし ドイツで分かった究極の解決方法
このブログを読んでくださっている方々、ありがとうございます。
ブダペスト③ カフェ・レストラン・バー
(こちらは下記に説明するPárisi Cafeです。)
ハロー!
今回は、前回に引き続きブダペスト関係で、私が実際に行ってみて感動したカフェとレストラン、バーについて書こうと思います。
カフェ
Café Gerbeaud または Gerbeaud Bistro
(こちらはカフェ兼レストランです)
(住所 : Budapest, Dorottya u. 1, 1051 Hungary)
ブダペストで人気のカフェ兼レストランです。
メニューは、軽食からステーキまで豊富に揃っています。
観光シーズンは混雑が予想されますが、とにかく内装とケーキがとても美しいので、ぜひ訪れてみてほしい場所です。
Párisi Cafe
(住所 : Budapest, Andrássy út 39, 1061)
最近までずっと閉まっていて改装工事を行っていたカフェだそうですが、ごく最近リニューアルオープンしました。
まるで王宮のような空間で豪華に見えますが、リーズナブルな値段でコーヒーとケーキなどが楽しめます。
写真は、ブルーベリーケーキとコーヒーです。
どのくらいリーズナブルかと言うと、ケーキは1290 Ft、エスプレッソ・マキアートは700 Ft、普通のエスプレッソは650 Ft、サービス料は10%で264 Ftでした。
(ちなみに2019年10月31日現在、1フォリント0.37円です。)
ランチの後で食べきれなそうだったので、ホストマザーと半分こしました。
ウィーンの伝統的なカフェにどことなく雰囲気が似ています。
入り口は、映画館の入り口のような、デパートのような、少しわかりにくい外観になっているので、中にこんな綺麗なカフェがあるとは予想できません。
住所を知っていないと、ここに辿り着くことはできないでしょう。
本当にオススメの美しいカフェなので、行ってみたい方は住所の確認を忘れずに…!
Madal Cafe
(住所 : Budapest, Alkotmány u. 4, 1054)
では3つめ。
こちらのカフェは、5年前に知り合ったピアニストの友人が連れて行ってくれました。
ちょうどそのような時間帯だったのか、たくさんのカップルたちが手を取り合って会話をしていました。
窓際で勉強していらっしゃる方も見かけました。
少し裏路地に位置しているためか、広い店内の中はそこまで混雑しておらず、落ち着いた空間が漂っています。
清潔感のあるカフェでした。
ブダペストにいるのであれば、スターバックスよりもここで勉強したいと個人的には思いました。
レストラン
ブダペストのレストランは、あまりハズレなくどこも美味しい印象です。
その中でも、感動的に美味しかったお店を1つご紹介します。
Trófea Grill
(住所 : Budapest, Margit krt. 2, 1027)
ホームページ : trofeagrill.eu
ホストマザーのお気に入りのレストランです。
とても人気の高いレストランなので、事前予約が必要です。
(私たちはランチの時間帯に行ったのですが、2日前に予約を取りました。)
最初に飲み物をオーダーした後は、バイキング形式になっています。
私たちはシャンパンを頂きました。
すべてとても美味しかったです。
お寿司も2種類あり、1つはサーモンと、もう1つは和風の味が付いたシイタケなどが入っていました。
ステーキやお魚を選んでその場で焼いてくれるコーナーもあります。
ステーキと、ライムの入ったお魚を頼んでホストマザーと半分こしたのですが、こんなに美味しいものは久しぶりにいただきました。
こちらはフライドポテト、ハッシュドポテト、唐揚げ等です。
美味しいですがすぐにお腹がいっぱいになってしまうので注意。
食後のデザートには、たくさん種類の果物とケーキなどがあります。
この他にも、写真は取っていないのですが、ハンガリーには伝統の甘いベリー系スープが存在します。
メイン料理の前のスープとして飲んでも、デザートとして飲んでも良いようです。
どれもとてもとても美味しかったです。
場所はトラムの駅「Margit híd」の目の前に位置しています。
とってもオススメです!
月曜日〜金曜日 : 12:00〜24:00
土曜日・日曜日 : 11:30〜24:00
予約 電話 : +36 1 438 9090 または +36 20 999 7708
予約 メール : trofeamargithid@gmail.com
(情報は2019年のものです)
バー
・360 Bar
(住所 : Budapest, Andrássy út 39, 1061)
ウェブサイト : 360bar.hu
写真は、昼間の「360 バー」から撮ったものです。
昼の間はレストランやカフェのような雰囲気でオープンしており、バーガーなどのメニューもありました。
今回は夜、行くことができなかったのですが、とても夜景が綺麗なのだそうです。
屋上は屋根がないので、天気の良い日に行くと良いかと思います。
ちなみに、バーへ向かうエレベーターの中にはインスタ映えの鏡が設置されています。
ホストマザーと記念にパシャリ。
開店時間
月・火・水 : 2:00PM – 12:00AM
木・金・土 : 2:00PM – 2:00AM
日 : 2:00PM – 12:00AM
◦BAR◦ PHARMA
(住所 : 1075 Budapest, Kazinczy utca 35.)
bar@barpharma.hu
ブダペストのような大都市の醍醐味といえば、豊富なナイトライフの過ごし方。
ホストマザーのご友人がバーテンダーをしていらっしゃる場所に連れて行っていただきました。
ここには日本のウィスキーもあります。
店内は小さめで混雑時もありますが、比較的落ち着いた空間で美味しいカクテルを作っていただけます。
暗い店内でフラッシュを焚いて撮ったので、残念なことに見栄えがあまりよろしくないのですが…
アルコールが少し苦手な私は、フルーツ系(グレープフルーツや桃系)のソフトドリンクを作ってもらいました。
上にはチリとマシュマロ、きゅうりが乗っていて、ハンガリーらしいオシャレ感でした。
オーダーの際に、「フルーツ系で、入れて欲しくない果物はコレとコレ。」のように言うと、あとはバーテンダーのオリジナルで写真のように作ってもらえます。
各来客ごとにピーナッツとお水をいただけるのですが、美味しかったです。
途中から、結婚式前夜に最後の独身パーティーをしに来た方々で大騒ぎになったのですが、それも良い思い出になりました。
感謝
5年前のちょうど今頃、私はハンガリーでこのホストファミリーにお世話になっていました。
こんなに素晴らしい環境で勉強することを、全力で、しかも無償でサポートしてくださったことを、心から感謝しております。
新たに何か良い報告を持って、ハンガリーのファミリーのところを、また訪ねられたらと思っています。
ブダペスト② お散歩編
ハロー!
今回は、前回のハンガリーの記事に引き続き、ブダペストのお散歩スポットについて書こうと思います。
ブダペストには観光できる場所が多いので、どこへ行ったら良いのか悩む方が多いのではないでしょうか。
そんな方へ、個人的におすすめのスポットを5つ紹介します。
英雄広場
Hősök tere
(住所 : Budapest, Hősök tere, 1146)
ここにはハンガリーの歴史を語るのに欠かせない人物たちの像が立ち並んでいます。
地下鉄のHősök Tere駅を出ると目の前にそびえているのですぐに見つけられます。
たまにミュージックフェスティバルなどが目の前で開催されていることがあり、世界的に有名な歌手が来て盛り上がっていることがあります。
この英雄広場を挟んで、ブダペスト国立西洋美術館とブダペスト現代美術館が立ち並んでいます。
私は今回ここから少し北へ歩いたところの市民公園へお散歩に行きました。
アイススケートリンクとボート乗り場
City Park Ice Rink and Boating
Városligeti Műjégpálya és Csónakázótó
(住所 : Budapest, Olof Palme stny. 5, 1146)
英雄広場から大きな湖の方へ向かって歩いたところに橋があります。
その橋から、夏の間はボート乗り場が、冬季はスケートリンクがすぐに見える場所に位置しているので、簡単に見つけられることでしょう。
夏場はおよそ9月終わりまでボート乗り場が開かれ、湖の向こう側に美しくそびえるヴァイダフニャディ城を見ながらゆっくりした時間を楽しめます。
ボートに乗れる時間は30分間でした(2019年9月現在)。
申し訳ないことに料金については忘れてしまいました…。
おそらく定員4人で3000HUF程度だったと思われます(私は2人で乗りました)。
冬場はスケートリンクがオープンするとのことです。
スケートリンクの料金等の詳細は、Google マップのリンクからチェックできます。
9月のボートシーズン終わりに行ったので水位が低く、通常よりも漕いで行ける範囲が狭かったのですが、それでもこの時間はリラックスできてたくさん深い話をすることのできた、思い出深い場所になりました。
市民公園
英語名 : City Park
ハンガリー語名 : Városliget
上記の英雄広場からボート乗り場を過ぎたところに、大きな公園が広がっています。
自然に囲まれているのはもちろんのこと、ヴァイダフニャディ城を始め、チャペルや美しい建造物が並んでいます。
昼間、自然に癒されることもさることながら、夜景が美しいスポットです。
治安には十分気を付けた方が良いのですが…夜にはディズニーランドのような景色が目の前に広がります。
カップルで訪れる際には、きっとロマンチックな時間が過ごせることでしょう☻
ヨーゼフ・ナドール広場
József Nádor Square
(住所 : Budapest, József nádor tér, 1051)
ここは最近ようやく工事が終わり、新しい小さなデザイン性のある噴水が2つある公園ができあがりました。
市民の憩いの場となっています。
1つ前のブログにて紹介したデアーク・フェレンツ通りから歩いて、綺麗なカフェ「Café Gerbeaud」を通り過ぎたところにあります。
デアーク・フェレンツ駅から徒歩で行ける距離ですが、最寄り駅はヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér)駅です。
特に晴れている日には、綺麗な写真が撮れるスポットになっています。
お天気の良い日にはお散歩に行ってみてください。
ブダ城地区
英語名 : Castle District
ハンガリー語名 : Budai Várnegyed
(住所 : Budapest, Országház u. 2, 1014)
ブダペストに住むファミリーたちと4年前にも訪れた場所、王宮の丘の中でもひときわ美しい「漁夫の砦」に、もう一度戻ってきました。
そのご家族たちにとっても、結婚式を挙げた思い出深い場所なのだそうです。
何度見ても本当に綺麗なスポットです。
上の写真の「漁夫の砦」と呼ばれる場所は、入場料が1人800HUF(約300~400円)、学生とご年配の方は半額となっています。
ちなみにブダペストの方にとって1番美しいと思う季節は春だそうです。
まだ春に訪れたことはありませんが、この場所は秋・冬でも、雨の日でも、美しいことに変わりはないと断言できます。
(ホストマザーと一緒に。)
ちなみにこの日もあまりお天気がよくなかったのですが、それでも息を飲むほどの絶景でした。
しかし次にブダペストにまた戻れる日があるのならば、ぜひ春にこの場所を訪れてみたいものです。
「漁夫の砦」の中でのオススメ写真スポットはここだと、ホストマザーが教えてくれました。
(世界各国のインスタグラマーの方たちでこの場所は少し混み合っていました。)
この場所が本当に良いと思える理由は、歴史的背景のこともありますが(ご興味のある方は調べてみてください☻)、ドナウ川を挟んで向こう側の、ペストの街並みの景色と、美しい建造物の遠近感が美しく、思い出の写真を撮るのにぴったりな場所だからです。
また、夜景が綺麗なことでも有名な場所です。
建造物としては、「漁夫の砦」の他、国立美術館、教会、歴史博物館、国立図書館が立派に立ち並んでいます。
度重なる戦争、占領、敗戦により何度も壊滅させられてきたこの場所ですが、ハンガリーの人たちの努力によって蘇った世界遺産です。
ブダペストの中でもこのブダペスト城地区は、特に多くの人で連日賑わっています。
アクセスは、Széll Kálmán tér(セール・カルマン広場)駅からバスで行くのが便利です。
Széll Kálmán tér駅は出口が多く、バス乗り場に戸惑うかもしれません。
ブダ城地区へのバス停は、南側の坂を上る方向にあります。
2019年9月時点では、屋外にエスカレーターが設置されており、エスカレーターを上ったところにバス停を見つけることができました。
16、16A、116番のバスで「Disz ter(ディース・テール)」駅で下車、少し歩いたところにすぐ見つけられます。
豆知識
ハンガリーのペスト地区は街ごと世界遺産に登録されていますが、地下鉄も世界遺産に含まれています。
世界で3番目に古く、昔の面影をなるべく残したままの、レトロなデザインをしているところが特徴です。
電車が好きな人にも魅力のある旅になるでしょう。
今では当たり前に乗っている地下鉄ですが、人々が懸命に掘り進めて1896年に地下鉄を造り上げたのだと思うと、感慨深い気持ちになります。
たくさん交通機関を使うのであれば24日乗車券(3日分の72時間乗車券もあります)、歩くことが多いと予想されるのであれば10回券(HUF 3000)を買うと良いでしょう。
ブダペスト① ショッピング街編
ヨーエシュテート (ハンガリー語でこんばんは~)
ブダペスト
今年の夏は、やっと受験と修士を終えてひと段落したこともあって、ヨーロッパに住む友人たちにたくさん会いに行くことができました。
9月末には4年ぶりに、私にとっての第二の家族がいる場所、ハンガリーへ5日間行ってきました。
(こちらは夜の国会議事堂です。)
4年前にメジャーな観光地はほとんど訪れていたので、今回は行きそびれていたメジャーな場所、そして少しマイナーな場所に行きました。
おすすめのお散歩場所、レストランやカフェ、バーなどは後のブログにて紹介いたします。
ブダペストは、パリやロンドン、ローマなどと並ぶほどの美しい建造物を誇った大都市の一つですが、ほかの国の大都市と比べると、どことなく落ち着いた雰囲気があります。
そこまで人の波に疲れることが少ないのも魅力の一つです。
リスト音楽大学などがあり、日本人の留学生が多いため(私も大学の奨学金システムで1ヶ月間行かせていただいたことがあります)、街に日本語が溢れています。
ハンガリーの方々は有難いことに親日家が多く、日本人に対してとても友好的です。
観光する方にとっては居心地が良いことでしょう。
それでは今回ハンガリーの滞在で見つけたお気に入りの場所を紹介したいと思います。
デアーク・フェレンツ広場 (Deák Ferenc tér)
駅に着いたらエリザベート公園に背を向けた方向に、大きなショッピング街を見つけることができます。
美しいカフェやレストラン、有名なチェーン店が立ち並び、オシャレでスタイルの良いハンガリー美人たちがたくさん歩いている通りです。
(エリザベート公園付近にある噴水です。)
(9月終わりは道端に咲くラベンダーが綺麗で良い香りを放っています。)
9月終わりともなるともう夏休みではない人が多く、街もわりと空いていました。
こちらは人気レストラン「Deák St. Kitchen (DSK) Wine & Grill」です。
私は今回行くことができなかったのですが、カクテルが美味しい場所だと聞きました。
こちらはデアーク・フェレンツ通り(Deák Ferenc utca)です。
スターバックスから、ZARA、有名高級ブランド店、お土産屋さんなどが並んでいます。
ロンドンでいうところの、オクスフォードストリートに当たるような場所です。
後に更新するブログにて詳しく紹介しますが、ここから歩いてヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér)で右に曲がったところに、大きなカフェ(Café Gerbeaud)を見つけることができます。
通りを歩いた後にカフェでひと休みするのがオススメのプランです。
ブダペスト中央市場
Nagy Vásárcsarnok
(住所 : Budapest, Vámház krt. 1-3, 1093)
お仕事へ向かう前の忙しい時間帯にも限らず、ホストファザーが連れて行ってくださいました。
とても感謝です…!
ハンガリーの胃袋のような場所だ、とファザーが言っていました。
まず入ってすぐは、ハンガリーの食卓に欠かせないサラミの売り場がたくさん並んでいます。
ハンガリーのサラミはとても美味しいです。
私のいるドイツにも、ハンガリーから輸入されたサラミがたくさん売られているほどです。
そしてこちらは、ハンガリーの特産物、パプリカです。
なんでもかんでも家庭のお料理にパプリカが入っている気がします。
少し甘いような辛いような、なんとも言えない美味しさがあります。
パプリカに含まれる「カロテノイド」と呼ばれる色素は、老化を止める抗酸化作用が期待できます。
ブダペストの街を歩いていると思うのですが、なんと美人の多いこと。
有名なモデル、バーバラ・パルヴィンもハンガリー出身ですが、バーバラ・パルヴィン並みの美人がたくさん歩いています。
もしかしたら、パプリカのお陰もあるのかもしれませんね。
ハンガリーは物価が安いのもあって(ヨーロッパ圏内ですが通貨はフォリントです)、野菜も果物も安く買うことができます。
鮮度はどこも良いと思いますが、お店によって値段が異なるので、節約したい方はよくチェックして買うと良いでしょう。
1階は主に野菜や果物、お肉、サラミなど、地下には魚介類、そして2階にはお惣菜や小さなレストラン、ハンガリー伝統品のお土産などが軒を連ねています。
こちらは、衣服への虫よけのための、ラベンダーの香りを放つ防虫袋です。
良い香りがします。
ちなみにハンガリーには、ふくろうのキーホルダーや置物、アクセサリーなど、このような沢山のふくろうグッズがあります。
可愛いので見ていて癒されます。
私は、こちらのパプリカパウダーを購入しました。
スープや煮物、炒め物など、どんなお料理にも万能です。
甘いパプリカから辛いパプリカまで様々な種類があるので、よく見て購入すると良いでしょう。
ちなみにこのお店が1番安く700フォリントで購入しましたが、他のお店では1000フォリントを越えていました。
ハチミツやマーマレード、綺麗な石のようなキャンディーを打っているお店もありました。
欲しかったのですが節約事情により断念!
こちらは、お花やベリーが盛り込まれた綺麗なチョコレートです。
これだけ綺麗だとなかなか食べられません。
2階のレストランでは、安い値段でハンガリーの伝統料理が食べられます。
おすすめはグヤーシュスープです。
美味しいのもありますが、とにかく体に良いのです。
2階のお惣菜売り場で買ったハンガリーの伝統料理をお家に持ち帰って、家族そろっていただきました。
全てにパプリカパウダーの味付けが入っています。
写真の撮り方が悪くてあまり美味しそうにみえませんが(ごめんなさい)、とてもとても美味しかったです。
私のターニングポイント
(中央市場のあるペスト側からブダ側へ渡るドナウ川の上の景色)
4年前にここブダペストを訪れた時は、就職活動を半ば終え、人生において大きな分かれ道に立たされた時のことでした。
短期留学という大きなチャンスを与えていただいていたにも関わらず、将来への不安と何が正しい道なのかで悩み、何ヵ月も練習できない日々が続きました。
というのも、面接会場がほとんど東京だったので、1日5時間以上、毎日電車に揺られていたわけです。
ブダペストに来るか、辞めて一部上場企業の最終面接に行くか、の究極の選択だったと思います。
(この面接はインフラ関係の企業で、音楽とは全く違う道です。)
今、この道を選んだことで自分が後悔していないのかと言ったら、まだ正直わかりません。
しかし悩みながらも、自分の意識から離れたところで勝手に行動は短期留学への準備を進め始めていました。
思い返せば小学生の時、学校の図書室で作曲家たちの伝記を片っ端から読み漁っていたのですが、その時から海外へ進出することが夢の根底にあったような気がします。
短期留学の最後のコンサートで弾き終わった後、1ヵ月間お世話になった担当教授に、自分自身の可能性を真剣に伺いました。
そしてブダペストにて、私は就職ではなく、海外へ来るのだという決意を固めたわけです。
4年ぶりにそのターニングポイントに帰ってきて思ったことは、どんな苦境に立たされても、諦めたくなるような瞬間が何度訪れても、自分の気持ちは当時と全く変わっていないということでした。
それでは今日はこの辺で。