ドイツ旅行・留学 おすすめの持ち物
ドイツへの旅行や短期滞在、または留学などの長期滞在で何を持って行ったら良いのだろうと悩む方もいらっしゃるかと思います。
今回は、筆者自身がドイツへ来たときに役に立ったもの、必要だと思った物を紹介します。
1.必ず必要なもの
・パスポート
・長期滞在の人はビザ、またはビザを取得するための書類
・持っている人は国際運転免許証
・学生の人は学生証
・国際学生証(ISICカード)
https://www.arukikata.co.jp/isic/
国際学生証を持っていると、主にドイツでは美術館や博物館、コンサートといった文化施設にて学生であることが明確に証明でき、学生料金でチケットを買うことができます。
日本語のみで書かれた学生証を見せて「私は日本の学生です(Ich bin Student(in) in Japan.)」と言えば対応してもらえることもありますが、何かあったときの証明にもなるため持っておく方が良いです。
その他この国際学生証における学生の詳しい特典等は上記サイトをご確認ください。
・自分に合ったスキンケア商品
ドイツはオーガニック大国として知られていますが、私は自分の肌に合った化粧水や化粧落としを見つけるのに苦労しました。
現在は結局ベルリンの無印で買った敏感肌用の化粧水と美容液、たまにランコムの化粧水、Müllerで見つけたBIO DERMAという人気の化粧落としを使っています。
・海外電源変換アダプタ
こちらは世界の様々な電圧に対応した電気機器を使用する際に必要なプラグで、変圧器とは異なります。
近年のiphoneやパソコン用のアダプタはこれに当たりますが、間違ったものを選ぶと故障の原因にも繋がるので、店頭で確認してください。
日本のプラグの付いた機器を使いたい人に必須のアイテムです。
・変圧器
海外用のアダプタとは異なり、海外の高電圧に対応していないドライヤーなどの電気機器を使用するときに使うプラグです。
日本の電圧専用の機器を持って行く場合に不可欠なアイテムです。
・ヘアドライヤー
火を吹かないよう、店員さんに海外対応のドライヤーを聞いて購入することをお勧めします。
ドイツでドライヤーやヘアアイロンをあとで購入することはできますが、来たばかりの人にとって、最初の何日かは見つけることが難しいでしょう。
学生寮やホテルにドライヤーがなかったり壊れていることが多いので(経験上「ドライヤーあり」と書かれていても)、持って行って間違いはありません。
・充電器
自分の必要な電気機器(パソコンやスマホ)の充電器をたまに忘れる方がいらっしゃいますが、右も左も、言葉もわからない国で初めて充電器を探すのは悲劇です。
忘れないようにしましょう。
・電子辞書と充電池
私自身、何万回、いや何億回と電子辞書にはお世話になっています。
ドイツ留学に絶対欠かせないものです。
普通の乾電池は、REWEやdm, Rossmann, 電気屋さん等ですぐに見つけられますが、使用頻度の高い方は充電池を持ってくることをお勧めします。
・薬
アレルギーの薬や持病の薬は必ず持参しましょう。
ドイツで自分に合った薬を最初から見つけることは難しいです。
また、ドイツでは基本的に風邪薬という概念がありません。
万が一お腹を壊したとき、風邪を引いてしまったときに飲める自分に合った薬を持ってくると良いでしょう。
あまりにも喉の痛みが酷いときには、どのApotheke(薬局)でも簡単に入手できるASPIRIN(アスピリン)を服用して、痛みを和らげながら休むことをお勧めします。
これはドイツ人からのアドバイスですが、私もアスピリンと自然治癒力で何度も風邪を治してきました。
・目薬
ドイツは日本より乾燥していることもあり、特にコンタクトレンズを使用している人はドライアイになりやすいです。
ドイツで自分に合った目薬を見つけるのも簡単ではありません。
そこで、日本から防腐剤無しのソフトサンティアを持ってくることをお勧めします。
コンタクトレンズを使用する人にとっては必須と言っても過言ではありません。
日本のドラックストアやAmazon等で購入できます。
一箱4本入りです。
※防腐剤が入っていないため、10日間経ったら新しい目薬を使ってください。
2.持っていたら便利なもの
・NEOカード
こちらは一見クレジットカードに見えるプリペイドカード。
クレジットカードと同じようにお店で支払うことができますが、プリペイド式なので、カードに入っている分しか使えないという厳重の防犯対策ができます。
海外では盗難が非常に多く、私も駅でお財布を盗まれた経験があります。
13歳以上の方が登録でき、安心して持って行けるカードです。
ただ、海外では入金できない、通常のカードでは日本でのお買い物に使えない等の細かい規約があるので、詳しくは上記URLをご覧ください。
・SIMフリーのiphoneとSIMカード
SIMフリーのiphoneはネットでも購入できます。
Amazonでは安く購入できますが、海賊版が多いのでお気をつけて。私も偽iphoneを購入してしまった経験があります。
さて、なぜSIMフリーのiphoneかというと、ドイツの電気屋さんでプリペイドSIMを購入すると、契約なし(2年契約や引き落としといった意味)で電話番号を得ることができます。
私はO2のプリペイドSIMカードを3年使用していますが、月9,99ユーロで2GB使えるプランを使っています。
ご旅行や短期滞在の場合にはドイツの格安プリペイドSIMをお勧めできません。私の住んでいる州は、近年住民登録をしていなければ購入が難しくなりました。
そこで、日本で購入できる海外向けのSIMカードをいくつか紹介しておきます。
日本で海外対応のSIMを購入した方が、安く便利に、ネット環境も良く活用できます。
イギリスSIM Three 30日/データ12GB/通話3000分・他約60地域 データ12GB コミコミパック+YM SIMピンセット(日本語マニュアル付)
- 出版社/メーカー: Thee UK
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Orange Holiday ヨーロッパ ? プリペイドSIMカード ー 4G通信 8GB 30分 SMS 200通 (8GB)
- 出版社/メーカー: Orange Micro
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・自分の髪に合ったシャンプー
ドイツに来てからこれも探すことに非常に苦労しました。
髪の長い女性は尚更です。
ドイツで髪に合ったシャンプーが見つかるまで、私は日本の「ミルボン プラーミア ヘアセラムシャンプーM 400ml(レフィル)」を使っていました。
3.おすすめの非常食
夜遅くドイツへ到着する場合、遅延で遅くなってしまう場合、日曜日に到着する場合には、翌朝まで食糧の調達ができません (大きな駅の中、駅近だけは日曜日も開店します)。
また、慣れない環境で風邪を引いてしまった場合に備えて、非常食を持っておくことを強くお勧めします。
筆者自身がいつも持ってきているものは…
・尾西チキンライス
・インスタント味噌汁
・鶏がらスープの素
・コンソメ
・だし
以下参考までに、評判の良いレトルト食品
S&B マンダラビーフマサラカレー
無印良品 素材を生かしたカレー グリーン
エスビー食品
噂の名店 南インド風チキンカレー お店の中辛
無印 イカスミと蟹のビスクのパスタソース
他の日本人たちも、食べるラー油、お米5キロ、納豆菌、納豆、するめ、チキンラーメンなど、それぞれの好きなものを持ってきています。
4.勉強に必要なもの
・文房具
ドイツの文房具は高いです。
・電子書籍 kindle
ドイツでは突然の引っ越しが余儀なくされたり、狭い部屋しか借りられなかったり…とどんな環境におかれるかわかりません。
そこで、文庫本ではなく電子書籍。
持ち物は少なくて済みますが、読書が好きな人、たくさん本を読みたい人、日本語の活字が恋しくなる人にオススメです。
・パソコン関連 (USBも)
・楽譜は必要最低限
私自身、音楽関連のため特殊な分野の話ですが、楽譜をたくさん運ぶと他の荷物を減らさなければならなかったり、腰を痛めてしまったりします。
すぐにレッスンや譜読み、受験で必要にならない限り、あとからご両親や友人に郵送してもらうことをお勧めします。
(ただし、町や税関の担当者、タイミングによっては荷物が届かない場合もあります。そのことについては後ほどブログに書こうと思います。)
電子楽譜iPad ProかGVIDOを持ってきている友人も多いです。
5.持って来ると便利な日用品
・お箸
・しゃもじ
私はドイツへ来てからずっと炊飯器を使わずにお鍋でご飯(ミルヒライス)を炊いています。
日本には色んな種類のしゃもじがありますが、ドイツではなかなか見つけにくく、結局日本から持って来たものをずっと愛用しています。
・カミソリ
ドイツで高い剃刀を買ったものの、皮膚に傷がついてしまったことがあります。
今は日本から持って来た電気シェーバーを使用しています。
ドイツの電池でも問題なく使えています。
・タオル
最初、タオルをどこで購入したらよいのかわからず、街をさまよった記憶があります。
荷物にはなりますが、持って来た方が良いでしょう。
・折り畳み傘
dmやRossmann、H&Mなどで折り畳み傘を見つけることは可能ですが、私は日本の軽い、可愛い折り畳み傘をずっと重宝しています。
(参考までにの話ですが、ドイツで可愛くて軽くて華奢な折り畳み傘はまず見つからないと思った方が良いでしょう。)
6.日本から宅配できないもの
あとから送ってもらおう、と思っても関税のルールによって送れないものがあります。
日本からドイツへ荷物を送る時のアレコレ - NAVER まとめ
ベルリンへは比較的、様々なものが配達できている印象を受けています。(2019年現在)
しかし私の住むザクセン州へは、革製の物、水分の含まれているものは関税で引っかかる印象です。
それも担当者の判断によりけりですが、私自身すでに何度も関税まで荷物を取りに行きました。
以上、大事な持ち物や、持っていたら便利なものを紹介しました。
これが全てではなく、服やドレスなど、それぞれの目的で必要不可欠なものはもちろん、各自でしっかりチェックし忘れないようにしてください!
どなたかの参考になれていたら幸いです。
それでは良い旅を。
Gute Reise☻