Goethe Zertifikat B1 独学攻略法
願書提出と共に
ドイツへ留学する際、必ずといって良いほど必要になるのがGoethe Zertifikat や TestDaF といった語学試験。
願書提出とともに語学試験証明の提出が義務付けられている学校が多いように思います。
英語のみで通用する学校だとしても、ドイツに住む以上、ドイツ語は話せた方が良いでしょう。
受験生たちから、「どうやって勉強しましたか?」とよく質問をいただくので、私の体験を書こうと思います。
私は、東京の高額な某語学学校へ数回行ったものの、遠く、授業料も高く、帰りにバイトなどもあり、全く集中できませんでした。
某語学学校の受付にて、(願書締め切りから逆算しての)語学試験日までに間に合わせられるコースはありますか、と質問したところ、
「この試験日に、あなたのレベルでは到底間に合いません。個別コースを取ったとしても、絶対に間に合いません。不可能です」
とぶっきらぼうに言われました。
どうしたものかと学校のドイツ語の先生に相談してみたところ、
「自分で勉強すれば大丈夫よ😌」とのこと。
私の同級生もこの方法で受かっていたという話を聞き、私も試してみることにしました。
結果、一発でちゃんと合格できました。
その方法とは…
まず、東京などで、大きな語学関係のブースのある本屋さんへ行き、自分に合ったわかりやすい教科書(または教本)を探し、きっちり1冊終わらせる。
(ちなみに私は、日本語とドイツ語の両方書いてあるビギナー向けの教科書を使用して、基礎を頭に叩き込みました。)
次に、Deutsch Prüfungstraining A2を丸々1冊、隅から隅まで読み込み、終わらせる。
Prufungstraining DaF: Goethe-Zertifikat A2 - Ubungsbuch mit Losungen + Au
- 作者: Wladimir Kaminer
- 出版社/メーカー: Cornelsen Verlag GmbH & Co
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最後に、Deutsch Prüfungstraning B1に取り組むこと。(こちらもAmazonで購入しました)
Prufungstraining DaF: Goethe-/OSD-Zertifikat B1 mit Audio-CDs (2)
- 作者: Dieter Maenner,Roland Dittrich
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私と私の同級生は時間がなく、実はB1の問題集はSprechen (スピーキングテスト)しか取り組めていませんでしたが、試験はぎりぎり大丈夫でした。
文字に書き起こしてみれば、簡単にサラッと終えられたような雰囲気にも捉えられますが、実際は正直とてもつらかったです。
センター試験の勉強とはまた感覚の違う、泥のような気分でした。
毎日何時間もドイツ語と向き合い、椅子に座り続け、お尻が痛くなりました。
しかしドイツ語の良いところは、ある程度まで変化形や単語を覚えれば、あとはそれを応用していけばいい、ということです。
その「ある程度」を飲み込むまでに労力と時間がかかりますが、
がんばって乗り越えてください!
健闘を祈ります!